5分スケッチ

 需要はたぶん無いと思う。
 もともと理系畑の機械工学卒なので美術系は素人です。(土木系だと構造力学)材料力学とか運動力学とかロボット工学(アームの角度とか振動とか制御系フィードバックとかそういうの)が意外というか当たり前というか役に立ってます。物理なめんな。図面引いたりする空間把握とか色んな種類の歯車をCADじゃなくて定規とコンパスで2年間の製図実習で書いたのがすっげー役に立ってます。いまだに製図セットのコンパス定規テンプレート使うこともあります。
 だからといってメカが書けるわけじゃないですが。カトキハジメがロボもの書きたかったら構造力学を4年勉強しろって言った意味はよくわかります。

 学生自体とかその前のことはまた別の機会に書こうかなと思ってますので、今日は5年くらい前に見つけた教本について書こうと思います。
手で練る建築デザイン http://www.shokokusha.co.jp/?p=1684
 この本の中で紹介されてたのが毎日5分間で身近なものをスケッチする、という練習法です。(最近サボってますが)2年くらい続けてやってました。すっごいです、最初のうちは慣れないので苦痛でしたが、だんだんバランスとか把握できてくるんですよ。"5分"てのがポイントでして、300秒で書ける線って私は300ストロークなんですよ。シャシャっとやれば1秒に2回くらい書けますけど、いる線いらない線を判断する訓練になりました。これの線はいるのか?なくてもいいのか?ってのがだんだんわかってくるんです。と同時にいわゆる(この表現嫌いなんですが)デッサンが崩れなくなってきます。私のPixivとか全部反転表示してもだいじょうぶです。
 次のステップで紹介されてたのが15分でさらに8面展開した図を書けというのがありましたが、私はこれは挫折しました・・・。
 
 300秒でこれくらいの線の数になります。線で把握しにくい部分は色の面積で把握してます。